今日は、お休みをいただいて
久しぶりに休みらしいことをしてきました。
毎年1回、山梨まで
ぶどう狩りに行くのですが
なんと今年は
いつも行くぶどう園が
閉園してしまったとのこと。
店主も80代のご夫婦で
後継者がいないために
やむなく閉園したとのことでした。
それでも、挨拶がてら行ってみると
確かにおばあちゃんも
昨年会った時とは別人のように
急に老けてしまったようで
腰も曲がり
杖なしでは立ってもいられない様子。
「施設に入りたい」と言ってましたが
なかなか空きがなく
入れるとしても
高いとこしかないとのことでした。
くしくも、“敬老の日”に
後継者不足の農家を目の当たりにし
高齢者の悩みや現実に向き合い
なんだか切ない気持ちになってしまいました。
それでも、ぶどう園は別のところを２つ紹介してもらい
１つは、すぐ隣に今年の夏からできたばかりという
変わった品種のぶどうをいっぱい持っているというぶどう園を。
もう１つは、家族でやっているという
創業５０年以上の昔ながらのぶどう園と
両方行ってきました。
１つ目の新しいぶどう園では
今で言う、インスタ映えするような
パフェを自分たちで作れたり、
そこにしかない変わったぶどうの品種があるので
今月末にテレビにも出たり
浜松にもある“キル・フェ・ボン”というケーキ屋さんに
卸しているようなぶどうがあったりと
なんとも今らしいぶどう園さんでした。
もう１つの、昔ながらのぶどう園は
今まで行っていたぶどう園と似た雰囲気のとこで
ちょうど僕と同じか少し若いくらいの息子夫婦が
いろいろ見てくれて
ぶどう狩りするときも
どのぶどうが良さそうか
一緒に見て回ってくれ
形の良さそうなもの、
味のいいものなど、
丁寧に選んでくれて
切らせてもらいました。
娘は食べることより
ぶどうを取ることが良いようで
満足した様子でした。
今回、２つのぶどう園に新たにお邪魔して
どちらの良さも知れましたが、
コレって、ぶどう園に限らず
僕ら接骨院も同じようなことがおきてるなと。
閉める院もあれば、
僕のように新たに開院するとこもあり
親子でやっている昔ながらの接骨院もあったりなど
畑は違えど、同じだなって。
そこで改めて思うのは
やっぱり目の前のお客さんが
“何を求めているか”を踏まえた上で
自分たちが得意とするものや技術を提供して
お客さんに満足してもらうことが大事だなと。
僕もただ治療するだけでなく
患者さんに合ったベストな治療を選択し
患者さんに満足していただけるような対応ができるように
これからも努力していこうと改めて感じました。
今回行った２つのぶどう園は、どちらも良いところが違うので
おそらくまた来年も両方行くと思います。
ぶどう狩りに行って
まさか“ぶどう園”と“接骨院”の
共通点を見つけることになるとは。
ある意味、いい収穫がありました！
P.S.
１つ目のぶどう園
『Grape Shop ココロ』
https://www.dr-tomio.com/cocoro
２つ目のぶどう園
『清香園』
